和のくらし

 

 『身近にあった和のくらし』
 

 春、夏、秋、冬、四季のある日本、季節それぞれの自然がおりなす情景。

その中で培われた人々の習わし、しきたり。
日本の文化は、そうした四季のある風土によって育くまれました。
幼い頃、お正月といえば、年末には町内に住む棟梁が来て家の軒先に竹や松を立て、元旦には、お屠蘇を飲み、
重箱に詰めたお正月料理やお雑煮を食べ、
満腹になれば外に出て近所の子供たちと羽根つきをしたり、
着る物も普段と違い、袂の長い着物を着せてもらい氏神様に初詣に行った等々の思い出があります。
お正月の音、香りなどの風情は、今でも五感に甦ります。

これらは、家のならわし、しきたりで日々の生活の中に根付いてました。

其々の家のならわしは、2月の節分豆まき、3月雛祭り・・・と暦と共にくりひろげられました。
家の年中行事は、一家そろって準備をし、子供は期待に膨らんで当日を迎えたものです。
子供は育っていく中で、暮らしのならわし、しきたりなどの文化や知識、季節の食、周囲の愛情で「日本のくらし」を
身につけながら成長しました。


日々の中に四季を映し出す年中行事は、その中に含まれる伝統文化を次世代に継ぎ、
日本人の豊かな心とみずみずしい
感性をはぐくみました。

美しい風土の日本と四季折々の暮らしの行事が創りだす「和」の暮らしを、毎日の中に活かして楽しみながら守り、
つなぎ、育んでいきたいですね